ペルー、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2021年5月27日
  • 出典:OTOA

ペルーにおける「新型コロナウイルス」の最新情報(COVID-19、ワクチン、入国、観光など)をお知らせいたします。

■ ワクチン接種

65歳以上のワクチンが順調に進んでおり、人口の約6.8%、318万人以上が接種を終えております。ファイザー、アストラセネカ、シノファームなどのワクチンが導入されております。

 → 詳細: https://consultas.pongoelhombro.gob.pe/#/

なお、未だ接種対象になっていない50歳以下のペルー国民がワクチン接種を目的に米国に渡航するケースが増えており、4月には4万人、5月も既に4万人が米国を渡航しております。

これを受け、航空会社や旅行会社では、米国ワクチン接種を目的とした旅行商品も販売されております。 

■ 出入国規制

オンライン問診票の記入、及び72時間前までに行われたPCR検査陰性証明書提示が必要です。

→ 入国時問診票: https://e-notificacion.migraciones.gob.pe/dj-salud/

■ 観光再開

先般、スペイン・マドリッドにて開催された「ツーリズムエキスポ FITUR」には、ペルー観光局とペルーの旅行関連会社50社以上が出展し、海外からの旅行者受け入れプロモーションを行っております。

なお、既にペルーでは入国後の隔離は不要となったことから、外国人旅行者を受け入れるためのプロモーション(DESPIERTA EN PERU)を正式にスタートし、世界観光機構WTTC認証のSAFE TRAVELを受けて、ペルー政府推進のルートを発表しております。

◎ フライト

海外からのフライトも増えており、

ラタム航空は、サンチアゴ~クスコ間、マドリード~リマ間、

ウィンゴ航空は、ボゴタ~リマ間

など、多くの航空会社がルートの再開を発表しております。

一方国内線は、リマ、クスコ、プーノ、アレキーパ、イキトスなどをガイドラインに基づき運航しており、政府と航空会社が協定を結び、プロモーションを開始しております。

◎ ホテル

ガイドラインに基づき営業しており、昨年2020年3月には20%まで落ち込んだ客室稼働率が、現在は50%まで回復しております。

◎ その他施設

* 各観光地のスーパーマーケットや博物館などは、今も収容率が30%に制限されております。

 遺跡や屋外の観光地では40%、マチュピチュ遺跡では1日あたり847人と入場者数を制限しております。

* ペルーでもっとも人気のある博物館として知られるリマの「ラルコ博物館」は、

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、2020年3月に閉鎖いたしましたが、

 今年2021年5月、14ヵ月間ぶりに再開いたしました。

 博物館のオープン時間は、月~土曜 11:00~19:00、

 博物館内のカフェ・レストランは、12:00~20:00です。

◎ マチュピチュ列車

ソーシャルディスタンス、マスク着用、フェイスシード、消毒、問診票提示、などのガイドラインに基づき運行しております。

→ 詳細: https://www.perurail.com/landing/protocolos-covid-19.html

◎ 土産店等

大きな打撃を受けた民芸品・お土産の販売店は、クスコや観光地での観光客増加に伴い期待されておりますが、屋内での販売は感染リスクがあるため、政府では屋外に仮説の民芸品市場を開催し、現在2,700店以上が日々販売を行っております。

◎ イベント等

クスコで開催される南米三大祭りの一つ「インティライミ/太陽の祭り」は、2020年は中止となりましたが、今年2021年は6月24日に無観客で開催される予定です。

■ COVID-19保険

強制ではありませんが、海外からペルーに入国する際にCOVID-19をカバーする旅行保険への加入が推奨されております。

また、ペルーで加入可能なCOVID-19保険も発表されております。

<保険の内容例>

入国前に感染が判明した場合に、旅行代金のキャンセル、入国後の感染による旅行中止・変更、滞在中に感染した場合の検査、入院、治療、滞在延長などにかかる各種費用を補償するプランがあります。

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ラティーノ日本海外ツアーオペレーター協会