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経験と実力がある人は業界内で転職、じゃあ若手は? ー 20代社員が振り返る今週のニュース

 今週のトップ記事である仕事を変えるシリーズの酒井氏へのインタビューは凄まじい人気です。具体的には、直近一週間だけで言えばトラベルビジョンのトップページのPVよりも、こちらのインタビュー記事の方がPVが高いのです! いくら複数ページある記事とはいえ、これはかなりすごい。もともと仕事を変えるシリーズは人気が高いのですが、このご時世だとなお皆さん気になるところですよね。

 中身について個人的に思うところは、酒井氏の転職先も副業も旅行関係なんですよね。これは私のような若造にはなかなか参考にしにくい……。業界の経験も知見もそこまで持っていないわけですから。そもそも今観光産業で人を増やしたいところも極々限られているでしょうしね(トラベルビジョンの求人情報には現時点で7社の募集がありますが)。 採る人も業界の知見に実力、コネクションがある人を採りたいでしょうから、ますます私のような若造には厳しい。そもそもが、今転職を考える観光産業の若い人の大半がこの業界で再就職を探さないでしょう。今未経験でも採用してくれる業界がどれだけあるのかわかりませんが……IT系のセールスとかですかね。

 同じく今週の人気記事G2トラベル・ジャパンの六反氏インタビューでは「海外旅行再開を信じ」「明けない夜はない」と書かれており、確かに仰られる通り旅行業が縮小することはあってもなくなることはないし、コロナが落ち着けば反発で特需もあるでしょうから、じっとこらえてその時を待つというのは当然のことですし、私も何度か同様のことをこのコーナーで書いています。

 でも、これってどこか経営者寄りの考えなんですよね。経営者の方々や責任者の方々にお話を伺っているのだから当然ではあるのですが。ただ観光産業従事者のほとんどは経営者サイドではないわけで、別のロジックでも考える必要があります。もちろん私は観光産業から離れるつもりはないですし、同年代の方々にも離れて欲しくはないですが、背に腹は代えられないということもありますものね。なかなか綺麗事だけではどうにもならないのは辛いことですが。