【カンクン現地レポート】新しいレストラン、ホテルも続々オープン
前回レポートから2ヶ月、メキシコのリゾート、カンクンがコロナ禍でどのような進化を遂げているか、 カンクンの「今」を報告します。
ワクチン接種状況
世界各国でコロナワクチン接種が始まり、コロナウイルスの抑え込みの取り組みが行われています。メキシコ・カンクンも3月初旬から高年齢者対象の接種が始まり、各市で急速に抗体保持者が増加しています。4月15日現在のキンタナロー州のワクチン接種者数は下記の通りです。
キンタナロー州主要都市ワクチン接種者数合計 131,978名(感染者数 21,931名)内訳・カンクン:49,935名・チェットマル(州都):22,748名・プラヤデルカルメン:21,739名・コスメル:13,750名・トゥルム:1,435名
現在は60歳以上の高齢者対象でワクチン接種が行われており、50-60歳は5月中旬開始予定、40-50歳は7月末開始予定と発表されています。ワクチン不足になる可能性もあり、「今後、接種速度が遅れていくだろう」と地元新聞では報道されています。接種した知人にお話を聞いたところ「特に痛くなかったし、発熱もなく、体調良好」とのこと。日本ではワクチンの危険性等も報道されていますが、現時点で私の周りで体調を崩された方はおりません。
毎週木曜日に発表される翌週の感染危険信号では、現在も「黄色」が継続中です(編集部注:感染危険信号は危険度が高い順に赤、オレンジ、黄色、青)。メキシコでは4月1日~4日までセマナサンタ(イースター聖週間)休暇となり、メキシコ各地から多くの観光客が訪れました。ホテルには感染防止策として宿泊率を保有客室数の70%までとする規制が出されていますが、この期間はどのホテルも最大値まで宿泊客を受け入れて営業していました。ビーチ、観光施設も多くの観光客の姿が見かけられ、カンクンで人気のビーチクラブ「マンダラビーチクラブ」も地元人、観光客で賑わっていました。特に中東やロシアからのお客様の姿が目立っていました。
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