東京都が500円テレワーク客室を200室に倍増、平日利用の好調受け
東京都は2月15日から、多摩地区のホテル客室を1日(9-19時)ワンコイン、500円で利用できるテレワーク客室を、これまでの1日あたり100室から200室に倍増した。
客室のデスク(R&Bホテル八王子)
都では1月20日から、都内に在住もしくは在勤のテレワーク希望者に多摩地区のホテル客室を安価で提供する補助事業を開始。多摩地区の5つのホテルの客室各20室合計100室をサテライトオフィスとして都が借り上げ、テレワーク希望者に500円で提供していたが、これを1日あたり200室に拡充した。
客室の倍増について都では「利用が好調で平日は平均して9割程度が埋まっています。満室の日もあることから拡充を決めました」としている。
緊急事態宣言が延長された東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県は3月7日までを「テレワーク集中実施期間」として、出勤者数の7割削減を目指している。東京都では多摩地域にサテライトオフィスを確保することで都心への通勤を減らしたい考えだ。
客室の利用希望者は前日までにホテルに直接予約する。各施設先着20人(室)まで受け付ける。
対象のホテルは次の通り。
〇八王子 R&Bホテル八王子、京王プラザホテル八王子
〇立川 東横 INN 立川駅北口、ホテルエミシア東京立川
〇府中 HOTEL松本屋 1725、マロウドイン東京
〇町田 ホテルリソル町田、東横 INN 町田駅小田急線東口
〇多摩センター 京王プラザホテル多摩、LINK FOREST(リンクフォレスト)
情報提供:トラベルニュース社