COVID-19:フランスの現状、12月15日以降の規制緩和について
フランス観光開発機構
プレスリリース転載
フランスでは10月30日より外出禁止令が発令されておりましたが、10月24日の大統領声明により段階的な規制緩和が発表されました。
この規制緩和は感染状況の好転を条件に3段階にて実施されるもの。
12月10日の首相声明では、12月15日以降の具体的な規制緩和の内容が発表されました【赤字部分】
第1段階:11月28日~
- 特例証明書にて外出を正当化しなければならないことに変わりはないが、自宅から20km以内、3時間以内の散歩が許されるなどの自由が認められる。
- 全ての商業施設(レストラン以外)は営業時間を延長して(21時閉店、日曜営業可)再開できる。衛生的な措置(1名の客につき最低8㎡)は引き続き対策を取る事。
- 礼拝施設は30名に制限し、衛生的な措置をとったうえで再開できる。
第2段階:12月15日~
当初10月24日に発表された第2段階の規制緩和は感染状況の好転(1日の新規感数が5000 名を下回る)を条件としたが、12月10日の首相発表ではその条件に達していないことを理由に、緩和内容が見直された【赤字部分】。
- 特例外出証明書なしでのフランス国内における移動が、地方間の移動も含め、6時~20時の間で可能になる。
- しかし夜20時~朝6時までの夜間外出禁止令が敷かれる【当初予定は夜21時~朝7時の夜間外出令であった】。クリスマスイブ12月24日は適用外とするが、人が集まる場合は大人6人までに制限することが望ましい。夜間外出禁止令は大晦日31日も適用する【当初予定は大晦日もクリスマスイブ同様に適用外としていた】。とくに年末のパーティーにおいて特別の配慮がもとめられる。
- 海外県・海外領土への訪問は、72時間以内のPCR検査を要する。各海外県・領土における具体的な措置はフランス政府のサイトを参照のこと。
- スポーツ施設は少なくとも2021年1月5日まで閉鎖される。
- 美術館・博物館、劇場、映画館などの文化施設は少なくとも2021年1月7日まで閉鎖される。
【当初、文化施設は12月15日の再開が見込まれた】。
第3段階:1月20日~
- 厳しい衛生措置のもと、レストランの営業が再開される。バーやクラブなどはまだ再開不可。
- スキー場はクリスマス休暇の間は客の受け入れ可能だが、公共設備やリフトの営業開始は1月20日とする。
注記
現段階において、ホテルの営業は認められている。施設内のレストランやバーのエリアはクローズしているが、ルームサービスの提供は認められている。
ドミトリーホテル、アパートメントホテル、レジデンスヴィレッジ、ヴァカンス村、ヴァカンス用ファミリー型住宅、キャンピング場は新しい令が出されるまで閉鎖される。