ブランドUSA、第3回ウェビナーは航空会社がコロナ対策を紹介、モンタナ州からは現地情報も[PR]
ブランドUSAは、7月30日に第3回目となるウェビナーを開催した。今回は、モンタナ州政府駐日代表事務所が同州の経済活動再開の現状と訴求する観光素材について説明したほか、日米路線を運航する各航空会社が新型コロナウイルスの影響、対策状況、今後の運航スケジュールなどを説明した。ウェビナーの模様を動画で紹介する。
※ウェビナーの動画は回線の状態により、一部映像と音声が乱れております。予めご了承ください。
ブランドUSA
ブランドUSAは、前回からの情報アップデートをおこなった。コロナ関連情報の入手可能なサイトを紹介。7月21日に実施した国際市場での最新リサーチの結果から、アメリカへのインバウンド需要にはまだ時間がかかると報告。
一方、アメリカへの渡航意向は高いことから、その需要を取り込むためにも、早期の商品企画を勧めた。また、改めてオンラインツールキット、旅行プランナー、画像・動画検索へのリンクについて説明。今後の企画・商品造成での活用を呼びかけた。
モンタナ州政府駐日代表事務所
モンタナ州政府駐日代表事務所、同州内のコロナ感染の状況を説明し、経済再開に向けて段階的に規制を緩和していると報告した。また、同州北部とカナダとの国境に広がるグレーシャー国立公園について紹介。
ネイティブアメリカン聖地としての文化的魅力に加えて、乗馬、ハイキング、キャンプ、大陸分水嶺を超える「Going to the Sun Road」でのドライブなどのアクティビティを推奨した。また、園内のホテルに宿泊すれば、夜の星空観察、ネイテイブアメリカンのパフォーマンスも楽しめるとした。
ユナイテッド航空
ユナイテッド航空(UA)は、8月現在の日本就航路線である成田/サンフランシスコ/ニューヨーク/グアム各線と羽田/シカゴのスケジュールを案内。羽田増枠による日米路線のネットワーク拡大、ANAとのジョイントベンチャーについて説明した。
コロナ感染防止対策はトッププライオリティとして、「ユナイテッド・クリーンプラス」の取り組みを説明。旅行前から、空港、搭乗口、機内での対策を強調し、コロナ禍でのスマートな旅行のための4つのアドバイスを紹介した。また、プロダクトについては、長距離国際線ビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス・ビジネスクラス」とプレミアムエコノミーの「ユナイテッド・プレミアムプラス」、ミクロネシア線での機内および空港での各種サービスを紹介した。
アメリカン航空
アメリカン航空(AA)は、コロナ対策、最新フライト情報、空港と機材、機内プロダクトを紹介。旅行者の安心安全を最優先として、ヴァンダービルト大学とともに専門チームを組織し、徹底した感染防止対策に取り組んでいるとした。運航スケジュールでは、成田/ダラスに加えて、7月7日から羽田/ロサンゼルスと7月11日から羽田/ダラスに新規就航し、冬スケジュールからは、従来から運航していた羽田/ロサンゼルスを複便させる予定であると説明。
このほか、ダラス空港とロサンゼルス空港の情報をアップデートし、「Flagship」クラス、「プレミアムエコノミー」など各クラスのプロダクトを説明するとともに、機内Wi-Fiなどの機内サービスやAAアプリによるモバイルサービスを紹介した。
ハワイアン航空
今年で日本就航10周年を迎えるハワイアン航空(HA)は、ネットワークを順調に拡大してきたものの、日本路線は9月1日まで運休決定。それ以降については、自主隔離解除などの環境が整い次第運航を再開すると説明した。また、日程の変更手数料無料を8月31日まで延長する方向であることも案内。
また、JALとの提携についても説明したほか、ハワイアンホスピタリティとして、乗ったときからハワイを感じる各種機内サービスとA330各クラスのプロダクトを紹介した。さらに、空港、搭乗、機内、降機での安全と衛生の取り組みを説明。旅行会社向けの専用ウェブ、HAのコロナ関連ページ、ハワイ州観光局(HTJ)の業界サイトなどの活用を呼びかけた。
デルタ航空
デルタ航空(DL)は、8月に羽田/シアトル線とデトロイト線に加えて、羽田/ロサンゼルス線とアトランタ線を再開し、日米路線を週14便に復便する予定と説明。有効期間延長や変更料免除、出発・目的地の変更などコロナ影響による航空券の取り扱いを2022年9月まで延長することも紹介した。
感染防止対策では、「デルタ・ケア・スタンダード」を導入。羽田では最新の自動チェックイン機や自動手荷物預け入れ機の導入などで、非接触チェックインを推進している。また機内では十分なスペースの確保のために9月末まで中央の座席のブロックや座席数の上限を設けていると説明。そのほか羽田空港またはアメリカでの到着時の検査、水際対策の流れを紹介した。
エア・カナダ
エア・カナダ(AC)は、安全衛生対策として、「エア・カナダ・クリーンケア・プラス」の取り組みを説明したほか、8月は引き続き成田/バンクーバー線のみの運航になると案内した。また、改めて、バンクーバー、トロント、モントリオール、カルガリーからのアメリカ国内線乗り継ぎの利便性を強調。手荷物の受け取り不要、米国線乗り継ぎゲートでの入国審査、米国内では国内線に到着などを紹介した。
このほかAC成田空港社員が撮影した成田空港の搭乗カウンター・ゲートと機内での安全対策を写真で紹介。最新情報として、7月28日から日本6空港で電子税関申告ゲートの運用が介されたことも合わせて紹介した。