オーストラリア ケアンズ、「新型コロナウイルス」に関する最新情報
ケアンズにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に起因する、旅行者が知っておくべき行動制限、観光施設、飲食店、商店のオープンなどの最新情報をお知らせいたします。
2020年6月12日現在、ケアンズのあるクイーンズランド州内の新規感染者数は連日1桁を続けており、日によっては0(ゼロ)の日も出てきました。
フードコートの着席は依然許可されておりませんが、ショップ、カフェなどはオープンし、人出も少しずつですが戻ってきております。
★ 本情報の注意事項
* オーストラリアでは連邦政府が国境に関する規制、及びオーストラリア国内の大枠の制限を決め、各州政府が更に細かい制限を決定します。
* オーストラリア連邦政府と各州の政府とで同じ事柄に対して異なる制限がある場合、州政府の決めた制限が優先されます。
* 当該情報によって生じた損害・不利益等についていかなる責任も負いかねます。
■ 観光・旅行関連
ケアンズの観光・旅行に関する、新型コロナウィルスよる影響は以下の通りです。
◎ 旅行の制限
C0VID-19に関する規制の大規模な緩和として、6月01日(月)正午より、クイーンズランド州民は、州内全域において宿泊を含めた全ての旅行を無制限に行うことが可能。
但し、先住民コミュニティの制限区域や安全対策についても見直しを行うものの、現時点で緩和は行われない。
◎ 観光施設
* 最大入場者数の上限を設定して博物館、美術館、動物園、水族館、その他観光施設は営業を再開。(一部時間短縮、休業日を増やす等で調整あり)
* ほとんどのツアーは催行休止。(再開日未定)
* 6月06日より、フィッツロイ島フェリーは週末のみ運航を再開。
* 6月15日より、スカイダイビング(Tandem Cairns)再開。
* 7月04日より、グリーン島フェリー週末のみ運航再開。
* 8月までの大規模イベントは中止
◎ ホテル
* 概ね8割くらいのホテルは、利用可能な部屋数を限定し営業を行っている。
* ホテル内レストラン、バーに関しては「レストラン」の項目を参照
◎ レストラン
* 飲食店の店内飲食の再開が、各条件のもと許可
* 4平米ルールの入店制限(店内面積4平米につき客1名まで)
* 店舗の広さに関係なく、入店は最大20名まで
* 店内では、1.5mのソーシャルディスタンスをとること
* アルコール飲料のみの提供が許可
* パブ、バーの再開許可
* 店内では着席をしていること
◎ ヘイト事案
ケアンズ市内および近郊における、新型コロナウィルスに関するヘイト事案に関する情報は、以下の通りです。
* クイーンズンド州内ではなし
■ 交通機関
ケアンズの交通に関する、新型コロナウィルスよる影響は以下の通りです。
◎ 空港
* ケアンズ空港は、ほぼ発着がないので閑散としています。
◎ 市内交通
* バスは運行されておりますが、車内はガラガラに空いています。
* 本数を減らして運行中。
■ 生活関連
ケアンズ市内の生活関連に対する新型コロナウイルスの影響、市内の様子は以下の通りです。
◎ 市中の様子
* ケアンズ市内の中心部は、日中は無料の駐車スペースがすぐに見つけられないほどになってきています。
* 一時期、マスク着用者が増えた時期もありましたが、現在では1割にも満たず、
マスクを着用している人は稀です。
* 郊外のショッピングモールは、平常時に戻りつつあります。
◎ 商店
* ケアンズ市内中心部では、7割ほどの商店が再開いたしました。
* 一部の店舗で現金払い不可、カードのみとなっています。
* 一時期見られたトイレットペーパー、パスタ等の在庫がない状態はほぼ解消されています。
* 4平米ルールの入店制限(店内面積4平米につき客1名まで)
* マイヤーズが営業を再開いたしました。
◎ 通信
平常通り
◎ 物流
郵便・宅配の遅延が発生している。
■ その他 --- 市内のようす
* ケアンズセントラルショッピングセンター2階のフードコートは、お店はオープンしているもののテイクアウトのみで飲食はできません。
* 市内中心部・Lake Stにある観光関係の店舗は、海外や国内からの旅行者がいないことから、ほとんど営業しておりません。
* Lake St.にある無料の駐車スペースは満車で、車の往来は増えましたが、歩いている人はまばらです。
* 一時期は営業しているお店が5店舗ほどまで減ったラスティーズマーケットも、現在は全てのお店が営業を再開しています。(5月12日時点)
* 多くの旅行者が滞在中に必ず足を運ぶといわれるナイトマーケットは、未だ営業を再開しておりません。
* ケアンズ市民の憩いの場・ラグーンエリアは、現在メンテナンス中で立ち入り禁止となっています。
★ 注
現在、外務省より不要不急の渡航を自粛するよう注意喚起が発出されております。
また、世界各地で新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国境閉鎖や入国制限措置、外出禁止令等の行動制限措置のほか、航空便の突然の減便又は運航停止などの事例も発生しております。
渡航をご予定の際は、日本国外務省や相手国の政府機関、またご利用予定の航空会社等に最新情報をご確認ください。
日本海外ツアーオペレーター協会 事務局