【コラム】宣言解除、旅行会社の店舗再開など明るい話題も

 今日は久しぶりの二日酔いでした。緊急事態宣言が解除され、会って話す必要もあったため、2ヶ月ぶりくらいに友人と2人で居酒屋に行きました。以前お邪魔した時に予約の取りにくかった人気店もまだまだ客はまばらで本格的な回復にはほど遠い印象でしたが、普通に過ごせるありがたみを実感しました。

 一方、二日酔いの今は外出自粛のありがたみも感じています。自宅でも酒は飲んでいたものの痛飲するようなことはなく、外で飲まなければ財布も薄くならず、自分にとってはこちらの方が健全だったかもしれないと考えさせられます。

 あるアンケートでコロナ後もテレワークを続けたい人が6割超だったという記事を読みましたが、通勤の時間と苦痛などを思えば当然の結果でしょう。今後は、求人広告でも「テレワーク可」の謳い文句が重要になる気がします。また「オン飲み」も、例えば遠く離れた人同士などではコロナに関係なく便利ですから親睦の機会として残っていくでしょう。

 そういえば、香川県の第2種旅行業を持つ琴平バスがオンラインで参加できるバスツアーを企画してニュースに取り上げられていましたが、島根県でも同じようなオンラインツアーが企画されていて、旅行業にも新しいあり方が出てくるかもしれません。

 こうしたツアーは、事前に地酒や料理などの特産品が届いて参加者同士もチャットで交流できるなど工夫されており、タイミングが合えば私も参加してみたいと思います。(ちなみに、こうした商売は旅行業法の観点ではどうなのでしょうか?移動を伴わないわけで、旅行会社でなくてもできそうですが。)

 また、今週は緊急事態宣言の解除を受けて、JTBやKNT-CTホールディングスが店舗営業再開を発表しましたが、こうした明るいニュースに触れると、少し心が軽くなります。ひとまず国内旅行からになるでしょうけれども、多くのお客様が来店されることを願っています。

 ちなみに、トラベルビジョンでは現在、週に3本しかメールニュースを配信できず記事も限られた本数しかお届けできず、思うように皆様のお役に立てないことを口惜しく思います。限られたマンパワーのなかでなるべく希望を持てる情報をお届けしてまいりますので、ご支援いただけますと幸いです。(松本)