カリブ・中米、「新型コロナウイルス」の影響に伴う各国の状況・対応等について
全世界的に感染が拡大している「新型コロナウイルス」の影響により、中南米・カリブ各国においても高熱や感染者と思われる症状のある渡航者に対し検査措置を行うなどの対策が取られております。
以下に、カリブ・中米各国の状況・対応等についてご案内いたします。
ご旅行をご予定の方は、最新情報に十分注意の上、お出かけください。
■ カリブ・中米各国の対応について
◎ アンティグア・バーブーダ
日本、中国、イタリア、イラン、韓国、シンガポールに過去28日以内に渡航した外国人は、入国を拒否されます。これに伴い、日本出発後28日間は同国への入国は出来なくなります。
◎ エルサルバドル
新型コロナウイルスの国内流入を防止するため、現地時間3月11日から21日間、全ての外国人のエルサルバドル入国を禁止とする旨を発表しております。
期間中は、エルサルバドル国籍の人も国外に出ることが出来ません。
◎ キューバ
文化省は国内イベント(コンサート、映画、劇場など)の自粛を発表いたしました。
現時点では、再開日は未定です。
◎ グアテマラ
グアテマラ政府は当面の間、次の禁止措置を取ることを発表しております。
* 100名以上が参加する行事や会合の禁止
* 全国公立・私立教育機関の3週間の閉鎖
* スポーツイベントの中止(または無観客での開催)
* 聖週間の行列行進、守護聖人の祭礼およびミサ等の宗教行事の禁止
* 芸術イベント(バレエ、オーケストラ、コンサート等)の中止
* 博物館、図書館、国立公園(世界遺産ティカル遺跡等)、民芸品市場等の観光地の閉鎖
また3月17日 午前0時から国境が閉鎖され、出入国が出来なくなります。
◎ コスタリカ
3月16日、コスタリカ大統領府は、新型コロナウイルス対策に関し、国家非常事態宣言を発令しました。
3月18日 23:59~4月12日 23:59の間は、コスタリカ人及びコスタリカに居住する外国人のみ入国可能となり、入国時には14日間の予防的隔離措置を受ける必要があります。
また3月17日~4月04日の間は、全ての教育機関が閉鎖となります。
◎ ジャマイカ
ジャマイカ保健省は、渡航制限に英国を追加いたしました。
現在、渡航制限を適用する国は、中国、イラン、シンガポール、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、韓国、英国からの渡航者となります。
なお、過去14日間に上記渡航制限国に渡航した場合は、入国が許可されません。
◎ セントルシア
過去14日以内に中国、日本、香港、シンガポール、韓国、イタリア、スペイン、フランス本国、ドイツ、イラン、英国に渡航した人に対し、入国後14日間の検疫措置が行われます。
また、過去14日以内の米国への渡航者のうち、呼吸器系疾患等の症状がみられる人に対しては隔離の上、新型コロナウイルスの検査を行います。
なお、3月16日より、同国内の港へのクルーズ船の停泊は許可されないこととなりました。
◎ トリニダード・トバゴ
3月18日 午前0時より14日間、外国人の入国を禁止すると発表しました。
これに伴い、3月18日から14日間はトリニダード・トバゴへの入国は出来なくなります。
◎ パナマ
3月16日 23:59より非居住者の全ての外国人のパナマ入国が禁止となります。
パナマの空港における入国手続きを伴わない全てのトランジットのケースも対象となります。
なお、パナマからの出国制限は行われておりません。
◎ ホンジュラス
3月15日 23:59より7日間、空路、陸路及び海路全ての国境を封鎖しています。
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会