日本旅行、1月の販売額は1.4%減-国内・海外は減少、国際が大幅増
日本旅行の2020年1月の旅行取扱概況で、海外、国内、国際の3旅行事業、付帯事業を合計した総取扱額は前年比1.4%減の286億1413万円となった。国内旅行が4.9%減の179億1247万円、海外旅行が2.1%減の80億1857万円と前年を下回ったものの、国際旅行が33.4%の26億8302万円と大きく伸長した。
海外旅行では、団体旅行で一般団体が25.2%減の2億9798万円と苦戦したものの、教育旅行団体が47.2%増の2億7030万円と好調で、全体では2.4%減の5億6829万円となった。また、企画旅行のうちマッハとベストツアーは8.3%増の28億2541万円で、他社企画商品は1.7%減の2億5334万円となった。航空券などの個人旅行は3.3%増の減の37億4794万円であった。
一方、国内旅行を見ると、団体旅行は一般団体が1.6%減の20億8952万円と前年比を下回ったものの、教育旅行団体が2.4%増の17億2209万円となり団体旅行全体では0.2%増の38億1161万円となった。企画商品では赤い風船が3.3%減の71億4357万円、他社企画商品が7.4%減の3億984万円、企画商品全体で3.4%減の74億5341万円となった。
このほか、JR券は0.8%減の30億7410万円、航空券は26.9%増の23億5187万円、観光施設の入場券などを集計する「観光旅行他」は48.1%減の12億2149万円となり、これらを合計した「個人等計」の区分は9.0%減の66億4746万円となった。