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JAL、客室乗務員が感染、旅客に濃厚接触者なし

  • 2020年3月9日

 日本航空(JL)は3月9日、客室乗務員が新型コロナウィルス(COVID-19)に感染していたことが7日に確認されたと発表した。現在は入院中だが咳や発熱などの症状はないとい。

 感染したのは50代の女性客室乗務員で、2月24日に発症したことが確認されたといい、2月25日のシカゴ/成田線JL009便に同乗していた12名の客室乗務員が濃厚接触者として特定された。同便とそれ以前の便に搭乗していた顧客には濃厚接触者はいないと判定されている。

 感染した乗務員は、2月26日の成田到着以降は乗務していない。また、濃厚接触者として特定された乗務員は、3月11日まで自宅待機としており、現時点では体調不良の症状はないという。

 なお、JLでは、全客室乗務員に健康確認を実施して発熱時の速やかな報告を指示。報告があった際にはすぐに乗務から外している。また、国内線を含む全路線でマスクを常時着用し、食事や飲み物のサービス時などには手袋を着用するとともに、手洗いやうがいなどの対策の徹底もはかっているという。