ペルー、サンタテレサでの土砂崩れ発生に伴う影響、及びマチュピチュ遺跡への迂回ルートについて
現地時間2020年2月23日(日)、クスコ州サンタテレサ市にて土砂崩れが発生し、死傷者が報告されております。これを受けクスコ州では、住民の支援・援護を目的とした非常事態宣言をサンタテレサ市に発出しております。
なお、通常のクスコ、マチュピチュ観光には影響は出ておりません。
日頃からクスコ州の観光局では、この周辺に行かないよう旅行者に呼びかけておりましたが、今回10名前後の観光客が一時的に立ち往生し、ヘリコプターで救助される事態となりました。
このサンタテレサ~ハイドロエレクトリカ間は、通常観光で利用されないルートのため、日本からのツアーでこのルートを使うケースはありません。
ただし、一部のバックパッカーなどには、列車を使わない陸路のマチュピチュ遺跡迂回ルートとして知られておりますが、同ルートは未舗装道路も多く、落石のリスクもあるため危険です。
特に危険とされている迂回ルートは、ウルバンバから陸路でアブラマラガ、サンタマリア、サンタテレーザ、ハイドロエレクトリカのルートです。
マチュピチュへのご旅行をご予定の際は、くれぐれもこのルート(迂回路)を使用せず、列車での移動を強くおすすめいたします。
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会