タイ、タイ保健省からの新型コロナウイルスに関する発表について
世界的な新型コロナウイルスの感染拡大を受け、タイ保健省は感染例が多く見られる地域からタイへ帰国した人に対し、少なくとも14日間は自己観察することに加え、以下の協力を呼びかけています。
* 人混みには行かない。
* 公共交通機関の利用を避ける。
* 他人と物品を共有しない。
* 症状の有無に関わらず、毎日検温する。
* 疑わしい症状が見られる場合にはマスクを着用する。
* 症状が悪化した場合には、すぐに医療機関にかかり渡航歴を報告する。
または保健省に相談する。
上記はこれまで日本においても関係機関が発出している内容と同等のもので、タイへ帰国した人に対し強制しているものではありません。一部報道では、中国や日本等の地域に滞在していた人に対し、タイ帰国・入国後に14日間の待機が必要となる旨、報じられておりますが、そのような事実はありません。
タイ国政府観光庁日本事務所によりますと、上記はタイへ帰国する人に対し発出されたもので、現地2020年2月24日現在、日本人旅行者に対して直接観光を制限する指示は出されておりません。
タイへのご旅行をご予定の方は、体調管理に十分注意し、気を付けてお出かけください。
以下に、タイ国政府観光庁日本事務所、及びタイ日本国大使館領事部発出の注意喚起をあわせてお知らせいたします。
【 タイ国政府観光庁日本事務所 発出情報 】
タイ保健省が出した発表は『タイへの帰国者』に向けたもので、2020年2月24日現在、日本人観光客に対して直接観光を制限する指示は出されておりません。
事実関係は下記のとおりであり、またあくまで協力を呼びかけているものです。また、出社や観光を一律に制限するものでもありません。
詳細については、以下のタイ語の参考訳文をご参照ください。
การท่องเที่ยวแห่งประเทศไทย ขอแจ้งประกาศจากกระทรวงสาธารณสุข ประเทศไทย ดังนี้
タイ保健省からのコロナウイルスに関する発表
คำแนะนำของกรมควบคุมโรค สำหรับผู้ที่เดินทางกลับจากประเทศที่มีรายงานการระบาดของ COVID-19(ซึ่งรวมญี่ปุ่น) ที่จะเข้าประเทศไทย :
新型コロナウイルスCOVID-19感染拡大の報告がある国(日本を含む)から帰国する者に対する タイ国保健省疾病管理局からのアドバイス:
ไทยไม่มีนโยบายกักกันผู้โดยสารที่เดินทางมาจากญี่ปุ่น
タイ国には日本からの渡航客を隔離拘束する方針はありません。
ผู้ที่เดินทางมาจากญี่ปุ่น หากตรวจพบว่ามีไข้ตั้งแต่ 37.5 องศาเซลเซียส และมีอาการเกี่ยวกับทางเดินหายใจจะถูกแยกตัวมาตรวจซ้ำ หากยังพบมีไข้นำส่งโรงพยาบาลเพื่อตรวจวินิจฉัยและรักษาพยาบาล
日本からの渡航者で37.5度以上の発熱が発覚し、呼吸器系に症状のある場合は別室にて再検査を受け、その際にまだ発熱が有れば医療機関での診察と治療を受けることになります。
หากไม่มีไข้ เจ้าหน้าที่แนะนำให้สังเกตอาการป่วยเป็นเวลา 14 วันและกลับบ้านได้
発熱が無い場合には帰宅できますが、14日間経過を観察するよう係官が指示します。
กรณีที่กลับบ้านแล้ว หากมีไข้หรืออาการป่วยภายใน 14 วัน ให้รีบมาพบแพทย์หรือโทร 1422 สายด่วนกรมควบคุมโรค พร้อมแจ้งประวัติการเดินทางไปต่างประเทศ
帰宅後14日以内に発熱やその他の症状が出た場合には即座に医師の診断を受けるか疾病管理局のホットライン1422に連絡を取り、海外旅行(つまりタイ入国以前)の履歴を知らせて下さい。
อนึ่ง ผู้ที่ลงจากเรือสำราญ Diamond Princess และเรือสำราญอื่นๆ หากจะเข้าประเทศไทย ต้องปฏิบัติตามข้อกำหนดของกรมควบคุมโรคเป็นการเฉพาะสำหรับกรณีเรือสำราญ
なお、ダイヤモンドプリンセス号などのクルーズ船に乗船の履歴がある方は疾病局の指定するクルーズ船客に特化した対策に従う必要があります。
ประกาศ ณ วันที่ 25 กุมภาพันธ์ 2563
2020年2月25日発表
【 タイ日本国大使館領事部 発出情報 】
2月23日、タイ保健省は、新型コロナウイルス(COVID-19)に関し、中国、香港、マカオ、台湾、日本、シンガポール及び韓国といった感染例が多く見られる地域からタイへ入国した場合、少なくとも14日間は自己観察することにより、社会に責任を持って、以下の行動をするようにとの協力を呼びかけています。
・人混みには行かないこと。
・公共交通機関の利用を避けること。
・他人と物品を共有しないこと。
・症状の有無に関わらず、毎日検温すること。
・疑わしい症状が見られる場合にはマスクをつけること。
・症状が悪化した場合には、すぐに医療機関にかかり渡航歴を報告すること。
または保健省に相談すること。
一部報道で、中国や日本等の地域に滞在していた方は、タイに帰国後14日間の自宅待機をするようタイ保健省が求めている旨報じられていますが、事実関係は上記のとおりであり、またあくまで協力を呼びかけているものです。
また、出社や観光を一律に制限するものでもありません。
つきましては、タイに滞在中の方、またこれからタイへの渡航等をお考えの方は、新型コロナウイルスに関する外務省海外安全ホームページ、在タイ日本国大使館ホームページやタイ保健省ホームページ等をチェックするなど、最新情報の収集に努めてください。
また、インフルエンザが流行する季節でもあり、空港や人混みの多い施設を利用される際はマスクの着用や手指等のアルコール消毒をお奨めします。さらに、外出後は必ずうがい・手洗いを励行するなど予防に努めてください。
* 外務省海外安全ホームページ
* 在タイ日本国大使館ホームページ
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
* タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/news.php
【 問い合わせ先 】
★ 在タイ日本国大使館領事部
住所: Ricardo Lyon 520, Providencia, Santiago, Chile
電話:(66-2) 207-8500、696-3000
FAX: (66-2) 207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)