宿泊業倒産、1月は1件増の10件、負債計30億円-TSR調査
東京商工リサーチ(TSR)によると、今年1月の宿泊業の倒産件数は前年比1件増の10件となり、5ヶ月連続で前年同月を上回った。負債総額は94.1%減の30億1500万円で4ヶ月ぶりの減少。前年にはエメラルドグリーンクラブによる負債450億円の大型倒産があったことから、大幅減となった。
負債額別では、1億円未満が2件増の5件で半数を占め、10億円以上の大型倒産は3件減の1件にとどまった。原因別では「販売不振」が1件増の6件で最も多く、形態別では「破産」が3件増の8件で最多。地区別では、関東と中部が各3件、北陸と近畿が各2件となった。