「サイパンが日本人を入国拒否」と大誤報、ミクロネシア連邦の対応で
マリアナ政府観光局(MVA)によると、2月6日に一部の報道機関で「サイパンが日本からの直接入国を禁止した」との誤った報道がなされたという。ミクロネシア連邦政府が日本からの直接入国を禁止したことを伝える際に、誤ってサイパンを含めたもの。MVAからの指摘を受けてすでに訂正はされているという。
サイパンやグアムは旅行業界でも「ミクロネシア」方面として扱われているが、ミクロネシア連邦とは別。サイパンはテニアン、ロタとともに米国自治領の北マリアナ諸島自治連邦区に属し、グアムは米国の準州と位置付けられている。
MVAによると、サイパンでは過去14日以内に香港とマカオを除いて中国に渡航していなければ日本からの直接入国は変わらず可能。また、2月6日現在で北マリアナ諸島自治連邦区内で感染と発症は確認されていないという。