中南米、中南米諸国における「新型コロナウィルス」対策について‐続報
中国における新型コロナウイルス発生に関し、現地時間2020年2月04日の情報によりますと、現時点では、中南米・カリブ諸国においては感染の報告は出ておりません。
中南米・カリブ諸国においても、外国人渡航者の入国時には、健康に異常が少しでも認められる方に対し検査を受けるよう積極的に呼びかけております。
これにより、現地でも新型コロナウイルス関連の情報が過剰に報じられていることから、当該地域へのご旅行をご予定の方は信頼できる情報元から情報を入手し行動する必要があります。
また観光地においても旅行者に対し、異常が認められる場合には医療機関の受診・検査の実施を積極的に呼びかけております。なお現地の観光地に感染の被害は一切なく、全て平常通りです。
以下に、中南米・カリブ諸国の対応についてお知らせいたします。
当該地域へのご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。
■ メキシコ
現状入国に際しての制限はありません。
但し、今後の世界的な流れや米国での発症状況等により、何らかの対策が実施される可能性はあります。
なお現地では、中国からメキシコを訪れるツアー等に相次ぎキャンセルが発生しております。
■ キューバ
現在、空港では、入国審査通過後、東洋人を対象に問診票の提出と医師による簡単な質問が行われています。
また熱感知機による検査も行われており、発熱の症状が見られない方はそのまま入国が可能、
一方で、熱感知器により発熱の症状が確認された場合には、検査を受ける必要があります。
■ ドミニカ共和国
現状入国に際しての制限はありません。
■ バハマ
1月30日より、過去20日以内に中国を訪れた人、または中国を出発した人は、バハマへの入国が禁止されております。
これを受け、中国からバハマを訪れる旅行者の多くが、キャンセルとなっております。
■ ジャマイカ
中国籍渡航者の入国を禁止しております。
■ コスタリカ
空港にて、発熱等の健康に異常を示すの症状が確認された場合には、検査を受ける必要があります。
■ チリ
現状入国に際しての制限はありません。
但し、感染者が入国した場合に備え、感染者の隔離や中国初のフライトの監視などの準備が進められています。
今後、感染被害が拡大した場合など、上記措置は変更となる場合がありますので
引き続き最新情報に十分ご注意ください。
★ 参考: 中南米諸国における「新型コロナウィルス」対策について(2月05日発出情報)
https://www.otoa.com/news_detail.php?code=36531
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会