成田、11月は旅客数・発着回数とも好調、方面別でも2桁増多く

  • 2020年1月8日

 成田国際空港(NAA)によると、2019年11月の利用実績で、国際線の旅客数は6%増の300万1299人、国内線は1%減の58万8005人となった。国際線は11月としての過去最高を更新しており、このうち日本人は前年から横ばいの120万4768人となったものの、外国人は10%増の151万9525人、通貨客は3%増の27万7006人と増加した。

 旅客便の発着回数では、国際線が4%増の1万4754回となった一方、国内線はバニラエア(JW)とピーチ・アビエーション(MM)の経営統合に伴う便数調整などの影響もあって1%減の4118回となった。貨物を含めた航空機の発着回数全体では11月としての過去最高を記録している。

成田 路線別輸送実績 2019年11月

路線旅客数前年比(%)発着回数前年比(%)
太平洋線306,400112.2%2,767103%
欧州線129,500111.3%1,155109%
アジア線
(中東含む)
405,400112.4%3,618106%
中国線185,400118.0%2,679130%
韓国線123,50078.1%1,41583%
台湾線122,40095.5%1,13688%
香港線118,40094.5%1,06797%
オセアニア線64,000118.5%548113%
グアム線39,00099.4%30484%
アフリカ線5,000118.9%60143%
※訂正案内(編集部 2020年2月27日17時20分)
訂正箇所:11月単月表
旅客数の数値に通過旅客が含まれていませんでした。お詫びして訂正いたします。