ANAとJAL、年末年始の国内線予約人数は7.7%増、全方面が増加
全日空(NH)と日本航空(JL)がこのほど発表した年末年始(12月27日~1月5日)の国内線の予約状況によると、2社の予約人数の合計は7.7%増の259万4979人となった。座席数は4.2%増の332万2767席で、予約率は2.6ポイント増の78.1%。最大9連休となることもあり、両社ともに全方面の予約数が増加した。
NHは座席数が5.4%増の190万8835席、予約人数が8.8%増の148万4520人で、予約率は1.9ポイント増の77.8%。JLは座席数が2.5%増の141万3932席、予約人数が6.4%増の111万459人で、予約率は2.8ポイント増の78.5%だった。座席数と予約人数はNHが、予約率はJLが上回った。
NHの方面別予約人数は、最も多い「九州」が4.7%増の54万6828人。伸び率が最も高かった「東北・北陸」は14.7%増の13万5878人で、唯一の2桁増となった。予約率が最も高かったのは「沖縄」で2.5ポイント増の87.3%。予約率が最も向上したのは「東北・北陸」で7.0ポイント増の76.0%だった。
JLの方面別予約人数は、最も多い「九州」が4.4%増の28万1628人。伸び率が最も高かったのは「関西」で14.0%増の11万306人で、唯一の2桁増となった。予約率が最も高かったのは「沖縄」で前年並みの89.5%。予約率が最も向上したのは「関西」で、6.5ポイント増の84.0%だった。