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出国者数、11月は1.9%減で久々のマイナス-どうなる2000万人

  • 2019年12月18日

 日本政府観光局(JNTO)によると、今年11月の日本人出国者数(推計値)は前年比1.9%減の164万2300人となった。減少は昨年の2月以来で、増加の連続は20ヶ月でストップした。10月末に開始した冬ダイヤの日本発着国際線便数は前年を上回っているものの、日韓関係の悪化に起因する韓国路線の減少や、香港でのデモの継続などが影響したと見られる。

 1月からの累計は6.0%増の1836万8300人。2018年12月の出国者数は162万9350人で、今年12月が前年と同数だった場合、通年では1999万7650人となり、2020年の目標としていた年間出国者数2000万人をわずかに下回ることとなる。