JTB、またも旅行以外で新事業、今度は「従業員への価値提案」
JTBは12月11日、来春にグループ会社のJTBベネフィットが新サービス「flappi(フラッピ)」の提供を開始すると発表した。従業員のやる気を醸成して「自律創造型人財」に育て上げ、組織の持続的成長をサポートするためのサブスクリプション型ソリューションサービスを、主にJTBの顧客法人に販売する。提供開始から5年後の目標として、200社への導入と売上高20億円をめざす。
11日に開催した記者発表会見でJTB代表取締役社長執行役員の高橋広行氏(高ははしご高)は、同社グループがめざす「第三の創業」を具現化する事業の1つとしてEVP事業(Employee Value Proposition=従業員にとっての価値提供)に取り組むことを説明。まずは創業期のチケット代売モデル、「第二の創業」におけるパッケージ旅行販売モデルから、旅行に加えてソリューションを提供するビジネスモデルへの変革を「第三の創業」と捉えていることについて述べた。