香港、復活に向けキャンペーン準備、12月にも開始へ
香港政府観光局(HKTB)は、デモの影響で需要が落ち込むなかでリカバリーキャンペーンを準備中だ。先ごろに大阪で開催されたツーリズムEXPOジャパンの会場でHKTBはブース内レセプションを開催し、HKTB副理事長ベッキー・イップ氏が挨拶のなかでキャンペーンの計画を明らかにしたもの。
イップ氏は、「今年は日本香港観光年が1月から成功裏にスタートし、6月までの累計では日本人訪問者数を前年から約1割伸ばすことができた」と語り、旅行会社や航空会社など旅行業関係者への謝意を表明。
そのうえで今後に目を向け、「香港が直面している困難に対し、我々は香港が持つ多様で魅力的な体験をお伝えするグローバルキャンペーンを準備している」とコメントし、集まった関係者に対してサポートと創客を呼びかけた。HKTB日本局長の堀和典氏によると、日本でも積極的なプロモーションを展開予定で、現在の見通しでは12月中の開始をめざしているという。