地域航空会社3社とANA・JALがタッグ、有限責任事業組合を設立

  • 2019年10月27日

EAS LLPロゴ 天草エアライン、オリエンタルエアブリッジ、日本エアコミューター、全日空(NH)、日本航空(JL)は10月25日、「地域航空サービスアライアンス有限責任事業組合(EAS LLP)」を設立した。会社の規模や系列の垣根を越えて、離島などへの航空路線の維持に5社で協力して取り組む考え。

 具体的には、各社の経営の独自性は維持しつつ安定的な運航と効率化を実現するため協業を深化し、安全運航のための技術協力や営業販売強化などを推進。また、調達の効率化や業務の共通化、人員協力の推進などにも取り組む。

 EAS LLPの事務所は東京に設置し、営業や調達などの面で大手2社との連携、協力を促進する。期間は4年間とし、3年が経過した時点で進捗などを検証して以降の対応を協議するという。