ベトナム航空、機内WiFi開始-A350、関空2路線も

  • 2019年10月15日

 ベトナム航空(VN)は10月10日、一部路線で機内WiFi接続サービスの提供を開始した。ベトナムでは初の試みという。A350型機に機器を搭載したもので、ハノイ発着のホーチミンシティ、関空、上海の3路線と、ホーチミンシティ発着の関空線とシンガポール線の2路線でWi-Fiサービスが利用可能となった。

 VNの上級副社長のレー・ホン・ハー氏は、デジタル分野の強化に向けて「引き続き情報通信技術の導入による顧客サービスの向上をリードし続ける」とするコメントを発表している。

 利用料金は、2.95米ドルから29.95米ドルで、使用時間と最大80MBのデータ容量に基づいたプランを選択可能。決済はVISA、Mastercard、American Express、JCB、Diners Clubなどの主要クレジットカードを利用できる。また、対象の機体は搭乗口のドアや機内のシートに備え付けのサービスマニュアルで明示するほか、さらに機内アナウンス、チェックインカウンターなどでも案内する。

 なお、12月末まではテキストメッセージの送受信のみ30分間無料で提供するキャンペーンも開始している。