コンデナスト読者投票、東京・京都・大阪がトップ10入り、同時は初
小都市部門はメキシコ人気、日本はランク外に
日本政府観光局(JNTO)によると、米国の著名旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」が毎年実施している読者投票「リーダーズ・チョイス・アワード」が発表され、このうち「世界で最も魅力的な大都市ランキング(TOP 10 LARGE CITIES in the WORLD)」で東京、京都、大阪の3都市が初めて同時にトップ10に入った。
東京は1位で4年連続、京都は2年連続の2位、大阪は昨年の12位から5位に順位を上げた。東京は「現代と伝統の魅力の共存や多様な食の魅力」、京都は「深く息づく伝統の中に新たな文化が生まれている点」、大阪は「その土地ならではの食の魅力や熱狂的な野球文化」などが評価されたという。
今年は、別の旅行雑誌「トラベル・アンド・レジャー」の読者投票でも人気都市部門で東京が7位に入り、8年連続のトップ10入りとなった8位の京都とともに初めて2都市同時のランクインしている。
なお、リーダーズ・チョイス・アワードに入ったその他の都市は、3位がシンガポール、4位がウィーン、6位以降はコペンハーゲン、アムステルダム、バルセロナ、台北、シドニーの順となっている。
また、大都市と分けて発表された小都市の人気ランキングでは日本の都市はなく、1位から順にメリダ(メキシコ)、ドレスデン、ケベックシティ、ザルツブルク、プエルト・バヤルタ(メキシコ)、ベルゲン、フィレンツェ、プエブラ(メキシコ)、モンテカルロ、ケルンとメキシコに人気が集まっている。