アクセス国際ネットワークが解散へ、21年3月でGDS終了
日本航空(JL)は10月2日、アクセス国際ネットワークを解散することを発表した。すでに取引先旅行会社などへの説明も始めている。アクセスを巡っては、今年3月にJLとトラベルポートがアクセスとトラベルポートジャパンを統合することを前提に合弁会社を設立すると発表したが、その後9月になって撤回していた。
アクセス正社員は、JALセールスが全員を正社員として雇用する用意をしている。GDSとしてのサービスは2021年3月末まで継続するが、それ以降は提供を終了する。JLは代わりにアマデウスと戦略的パートナーシップ契約を締結し、アマデウスを推奨GDSとして指名する。アクセスによるJAL国内線用の予約端末について、JLは「2021年4月以降は別の手段にて提供いたしますが、操作方法に変更は生じない予定です」としている。