新たな国交相に公明党の赤羽氏-第4次安倍第2次改造内閣

  • 2019年9月11日

 内閣総理大臣の安倍晋三氏は9月11日、第4次安倍第2次改造内閣の国土交通大臣として、公明党所属衆議院議員の赤羽一嘉氏を任命した。公明党所属議員の国土交通大臣就任は前々任の太田昭宏氏、前任の石井啓一氏に続き3人連続。

 赤羽氏は1958年生まれの61歳。東京都で生まれ、慶應義塾大学法学部を卒業後は三井物産に勤務し、在社時には台湾留学や中国駐在などを経験している。1993年に旧兵庫1区から衆議院議員に初当選し、これまでに6回当選。衆議院の国土交通委員長や災害対策特別委員長、財務副大臣などを歴任し、現在は公明党の中央幹事などを務める。

 そのほか今回の内閣改造では、旅行・観光に関連するポストとして外務大臣に茂木敏充氏、経済産業大臣に菅原一秀氏、東京オリンピック・パラリンピック大会担当大臣に橋本聖子氏がそれぞれ就任した。いずれも自由民主党所属。なお、全国旅行業協会(ANTA)会長の二階俊博氏は、自民党幹事長の留任が決定した。