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阪急3社、5月取扱額は3.3%増、海外、国内とも堅調

  • 2019年7月18日

 阪急交通社グループ3社(阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル)の2019年5月の旅行取扱状況で、グループ3社の総取扱額は3.3%増の368億3741万円となった。内訳は海外旅行が3.8%増の226億7584万円、国内旅行が1.9%増の136億8294万円、訪日旅行などの外国人旅行が23.8%増の4億7864万円。

 阪急交通社は、海外旅行が4.3%増の192億9528万円、国内旅行が2.3%増の135億5609万円、訪日旅行などの外国人旅行が11.8%増の4億2789万円で合計は3.5%増の332億7925万円。方面別では欧州、ベトナム、台湾、韓国などが好調で、特にベトナムは36%増、欧州は31%増となった。国内は東北、四国、九州、沖縄が前年を大きく上回り、なかでも四国は関西から大塚国際美術館を訪れる日帰りバスツアーが人気だったこともあり43%増となった。

 阪急阪神ビジネストラベルは、海外旅行が1.3%減の33億7934万円、国内旅行が22.2%減の2億2991万円、外国人旅行が1270.0%増の5075万円で、合計は1.7%減の36億6000万円。海外は米国、欧州、シンガポール、香港、台湾が前年を上回った一方、中国などその他アジアが苦戦した。国内は団体旅行が低調であったという。

 阪神トラベルインターナショナルは、海外旅行が6.2%減の2億8141万円、国内旅行が2.7%減の735万円で、合計は6.1%減の2億8876万円となった。外国人旅行は扱っていない。