香港 / 逃亡犯条例改正に反対する「抗議デモ」の状況について‐続報

  • 2019年6月27日

 現地時間昨日2019年6月26日(水)、「逃亡犯条例」審議に反対する抗議運動に関連し、デモ参加者数百人がセントラルにあるチャーターガーデン(遮打花園)から香港にあるG20参加国・地域の総領事館までデモ行進を行い、中国政府に圧力をかける様求める陳情書をそれぞれの領事館に提出しました。

 なお、今回のデモは統制のとれた形で行われました。

また7月01日(月)にも抗議活動やデモが行われる模様で、引き続き注意が必要です。

 香港へのご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。

以下に現地時間6月25日に在香港日本国総領事館発出の注意喚起をお知らせいたしますので、あわせてご確認ください。

令和元年6月25日掲載
逃亡犯罪人条例等改正案に反対する抗議活動への注意喚起(その4)

逃亡犯罪人条例等改正問題については、いまだ状況は安定したとはいえず、予断を許さない状態であり、6月26日(水)、7月1日(月)にも抗議活動やデモが行われる見通しです。

 不測の事態に巻き込まれないよう、自らの安全確保に努めて下さい。

1. 逃亡犯罪人条例等改正問題について、香港政府は数次に亘って談話や声明を発出するなど事態の沈静化に努めていますが、6月21日にも多数のデモ隊が警察総部等政府機関を取り囲むなど、いまだ状況は安定したとはいえません。

2. 6月26日(水)には、抗議団体が当館を含む外国領事館をまわって請願活動を行うなどの情報もあり、また、民間人権陣線(民陣)は、20~21時にセントラル(中環)のEdinburgh Place(愛丁堡廣場)で抗議活動を行う旨発表するなど、複数の抗議活動が行われる見通しです。

3. 7月1日(月)は香港特別行政区成立記念日であり、例年、香港の民主化を訴える政治団体等が抗議活動を行いますが、とりわけ本年については、本件問題の盛り上がりに鑑みて、抗議活動の規模が大きくなるなどの可能性が予想されます。

4. ついては、香港への渡航・滞在を予定している方及び既に滞在中の方は、上記情勢に留意の上、報道等から当地の最新情報を入手するとともに、政治活動の場等には近づかないなど、不測の事態に巻き込まれないよう心がけるなど、自らの安全を確保するよう努めてください。

5. 併せ、当地交通機関を利用される方は、運行状況等を確認し、早めの行動を心がけることをおすすめします。

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* 香港政府運輸当局HP
https://www.td.gov.hk/en/home/index.html
https://www.td.gov.hk/en/special_news/spnews.htm


【問い合わせ先】
★ 在香港日本国総領事館
住所: 46-47/F, One Exchange Square, 8 Connaught Place, Central, Hong  香港中環康楽広場8号交易広場第一座46楼及47楼
電話: 2522-1184 国外からは(地域番号852) 2522-1184

情報提供:株式会社スターエキスプレス日本海外ツアーオペレーター協会