ハワイ ホノルル / 「第42回プリンス・ロット・ロットフェスティバル」今年もイオラニ宮殿で開催

  • 2019年6月21日

 2019年7月20日(土)の午前9時から午後4時まで、翌21日(日)の午前9時から午後3時まで、二日間にわたり「第42回プリンス・ロット・フラフェスティバル」を今年もイオラニ宮殿で開催します。

プリンス・ロット・フラフェスティバルは、ハワイの非競技フラフェスティバルのなかでは最大規模で、かつて禁止されたフラを復活させ、1863年から1872年にかけて、カメハメハ5世として世を治めたロット・カプアイワ王子を称え、毎年開催されているものです。

今回、ハワイツーリズムオーソリティー(HTA)が、プリンス・ロット・フラフェスティバルの代表スポンサーとなっており、ハワイを訪れるたくさんの方々と、観光から得られる収益に感謝を表し、フェスティバルの入場は無料です。

今回のフェスティバルでは、受賞経験のあるハラウ・フラ(フラ団体)のスペシャルパフォーマンスが連日披露されることになっており、初日の土曜日は、午前10時5分から、クムフラ(フラ師範)のロバート・カジメロ氏と彼が率いるハラウ・ナ・カマレイ・オ・リリレフアが、4年ぶりに登場します。

 続く日曜日は、午前11時から、ロバート・カジメロ氏に師事してクムフラとなったカール・ヴェト・ベイカー氏とマイケル・ラナキラ・キャスパン氏が率いるハラウ・イ・カ・ウェキウが、総勢90名による壮大なパフォーマンスで、火の女神ペレに踊りを奉納します。

土曜日のオープニングセレモニーでは、カメハメハの王室伝来の儀式に続き、フラ界の偉人ロカリア・モンゴメリーに師事した最後のクムフラであり、ハワイ島で活躍するアイリス・ナレイアロハ・ナパエパエクネワ氏に、MGFの最高栄誉であるマリア・カウ賞を授与します。また、その偉業を讃え、彼女と由縁の深いフラシスターであり、プア・アリイ・イリマのクムフラを務めるヴィッキー・ホルト・タカミネ氏がパフォーマンスを披露します。

週末二日間にわたって、22団体にのぼるハラウフラがラインナップし、カヒコと呼ばれる古典フラやアウアナと呼ばれるモダンフラのパフォーマンスを次々と披露します。ハワイの主要な島々のハラウフラはもちろんのこと、州外に展開するハラウの支部でクムフラの教えを受けているダンサーたちも、積極的に参加する予定です。

 日曜日には、プログラムの冒頭で、フラ界の偉人ロカリア・モンゴメリーの傘下で功績を上げた後年のクムフラ、ホクラニ・デ・レゴ氏に、MGFの最高栄誉であり、今年第6回目となるマリア・カウ賞を授与します。なお、母ホクラニの偉業をハラウフラ・オ・ホクラニの活動を通して今に受け継いでいる3名の姉妹が、ホクラニ氏に代わり、賞の授与を受ける予定です。

また、会場では、ハワイをテーマとしたクラフト展や文化的なデモンストレーションなども楽しめます。

  ※第42回プリンス・ロット・ロットフェスティバル
日時: 2019年7月20日(土) 午前9時~午後4時 / 21日(日) 午後9時~午後3時
場所: イオラニ宮殿(住所: 364 South King Street, Honolulu, HI 96813)
詳細: http://moanaluagardensfoundation.org/

情報提供:ハワイ州観光局(HTJ)、日本海外ツアーオペレーター協会