訪日客数、5月は3.7%増の277万人-中国が2桁増

  • 2019年6月19日

 日本政府観光局(JNTO)によると、今年5月の訪日外客数は前年比3.7%増の277万3000人となり、5月の最高記録を更新した。初のゴールデンウィーク10連休により航空券の手配難や宿泊費の高騰が見られ、韓国・台湾・香港・シンガポール・インドネシアの5市場が減少したものの、残りの15市場はいずれも5月の記録を更新。インドは単月の記録も更新した。1月からの累計は4.2%増の1375万3600人。

 なお、主要4市場のうち最も人数が多かった中国は、個人旅行者の増加により13.1%増の75万6400人と大きく増加し、全体を牽引した。