豪華バスの導入相次ぐ JTBロイヤルロードや阪急交通社
観光列車やクルーズ客船など人気が高まる中、観光バスでもラグジュアリー化が進んでいる。従来の旅の移動の概念を変え、移動そのものを目的化する試みともいえる。このほどJTB、阪急交通社が相次いで新しいツアーバスを発表した。
JTBロイヤルロード銀座は4月から、関西市場に「ロイヤルロード・プレミアム」を導入。全席窓側でわずか10席というバスだ。最大140度というリクライニングシートはゆったりと寛げ「ファーストクラスの乗り心地」(同社)を実現している。バス導入とともに新ブランドのツアーも立ち上げた。
阪急交通社も4月から「クリスタルクルーザー菫」を登場させた。JR東日本の四季島などで知られるデザイナーの奥山清行さんが車内はもちろん、居心地やもてなし、備品までプロデュース。「高級、豪華、ゆとりにシフトしている」(同社)という志向に応えるという。(詳細はトラベルニュースat本紙次号)
情報提供:トラベルニュース社