東京都連・齊藤理事長の旭日双光章を祝う 小池都知事ら750人出席
平成最後となった2018年秋の叙勲で、旭日双光章を受章した齊藤源久さん(全国旅館ホテル生活衛生同業組合副会長、東京都ホテル旅館生活衛生同業組合理事長、東京都新宿区四谷・祥平館)の受章祝賀会が3月28日、東京・新宿の京王プラザホテルで開かれた。小池百合子東京都知事をはじめ、親交のある宿泊・観光業界関係者や政財界などから750人が出席し受章を祝った。
小池都知事は祝辞で11年3月の東日本大震災後、東京都ホテル旅館組合加盟施設が数カ月にわたって多くの被災者を受け入れたことに言及し「都連の対応に改めて賛辞を送らせていただきます。20年の東京オリンピック・パラリンピックの際の宿泊受入でも齊藤理事長のリーダーシップに期待しています」と、国際的なビッグイベントの成功に向け協力を呼びかけた。
また、衆議院議員で自民党観光産業振興議員連盟の細田博之会長は「宿泊業の振興にとどまらず、四谷駅前地区の再開発でも人格者として地域のコンセンサスづくりに寄与し功績は大きい」などと賛辞を寄せていた。
齊藤さんは「6年前の黄綬褒章、そして今回の受章と、ありがたく、とても光栄なこと」と謝辞を述べながら、四谷再開発にも触れ「20年前に考えた構想がようやく実現しつつあります。再開発ビルのコモレ四谷にはLINEが入居します。駅を挟んだ上智大学の学生に、IT企業で働く普段着の若い社員が加わり四谷の景色も変わると思います。新しい息吹きを街にもたらしていきたい」と、今後の地域づくりに意欲を見せていた。
情報提供:トラベルニュース社