観光甲子園2019の開催決定、高校生がプロモーション動画制作-ハワイも協賛
一般社団法人NEXT TOURISMは3月27日、「全国高等学校グローバル観光コンテスト(観光甲子園)2019」を開始した。2009年からの取り組みである「全国高校生観光プランコンテスト」と2016年からの「全国高等学校観光選手権大会」を継承し、日本航空(JL)の特別協賛、JTBとハワイ州観光局(HTJ)、神戸観光局、神戸山手大学の協賛、神戸新聞社の協力を得て開催するもの。
コンテストは、従来は企画のプレゼンテーションを競っていたが、今回は動画の制作に変更。オンラインでの学習を経て、アウトバウンドとインバウンドの2部門で3分間の動画を制作してもらう。
アウトバウンド部門では、HTJの協賛のもとハワイ島の魅力について高校生が考えるものとし、HTJのeラーニングサイト「アロハプログラム」と観光甲子園のサイトで学んだ情報をもとに企画を提出させ、予選を通過した5校は実際にハワイ島の視察旅行に招待してドキュメンタリー動画の制作を求める。
一方、インバウンド部門では、日本各地の魅力の発信方法をテーマに設定し、特に地元の「ご当地プロモーション」に焦点を当てる。
いずれも4月20日に予選の募集を開始し、6月から7月にかけて予選結果を発表。年明けに決勝大会を実施する。なお、4月と5月には説明会を仙台、東京、名古屋、神戸、広島、福岡で開催する予定だ。