出国者数、2月は10.4%増の153万人、12ヶ月連続の増加

  • 2019年3月19日

 日本政府観光局(JNTO)によると、今年2月の日本人出国者数(推計値)は前年比10.4%増の約153万4800人となった。1月からの累計は6.1%増の298万7000人。観光庁長官の田端浩氏は3月19日の定例会見で、2桁増の理由として新規就航などによる航空便数の増加などの可能性を指摘した。

 増加は昨年の3月以来で12ヶ月連続。なお、昨年の2月は6.9%減の139万500人で、当時の観光庁長官の田村明比古氏は平昌冬季五輪の開催による旅行控えの可能性などを指摘している。

 ちなみに2018年の日本人出国者数は6.0%増の1895万4000人で、期待されていた1900万人台を達成するには至らなかったが、12年の1849万657人を上回って最高記録を更新している。