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ゲンティンクルーズライン、『エクスプローラー ドリーム』がドリームクルーズの仲間入り[PR]

2019/2020年秋冬シーズンからオセアニアクルーズを開始

 ゲンティンクルーズラインは昨年25周年を迎え、新たなステップアップとして“アジアのグローバルクルーズライン”を目標に掲げすでに動き出している。その一環として19/20年秋冬からは、傘下のドリームクルーズに加わる新たなクルーズシップによるオセアニアクルーズを開始する。

アジアからグローバルへ飛躍への第一歩

いよいよ4月に待望のデビューを迎える『エクスプローラー ドリーム』

 ゲンティンクルーズラインは93年の創業以来、アジアにおけるクルーズの先駆者としてアジア各国の旅行市場を対象にアジア海域中心のクルーズを提供してきた。現在は、創業当時から運航するカジュアルクルーズ主体の「スタークルーズ」、15年に設立したプレミアムクルーズ主体の「ドリームクルーズ」、同じく15年にグループの傘下に入ったラグジュアリークルーズの「クリスタルクルーズ」の3ブランドによりゲンティンクルーズラインを構成している。

 いまやアジア最大のクルーズ会社としてアジアのクルーズ業界を牽引する確固たる地位を確立している。そのゲンティンクルーズラインが新たな目標に掲げるのが「アジアのグローバルクルーズライン」。成長途上にあるアジアのクルーズ市場というメインターゲットは変えず、クルーズの対象海域に関してはアジア海域を越えて世界の海に広げようという戦略だ。

 そして、めざす「アジアのグローバルクルーズライン」への第一歩に位置付けるのが、ドリームクルーズに新たに加わる『エクスプローラー ドリーム』によるオセアニアクルーズだ。

約65億円の改装を済ませ『エクスプローラー ドリーム』がデビュー

パレス専用プールデッキ。ほかにもレストランやラウンジ、カジノまで専用施設が用意される

 スタークルーズの旗艦船として活躍してきた『スーパースター ヴァーゴ(7万5338トン)』が5600万米ドル(約61億円)を投じた改装を経て生まれ変わり、全928室・乗客定員1856名の『エクスプローラー ドリーム』としてドリームクルーズの仲間入りを果たす。

 改装によって、ドリームクルーズの特長の一つとなっているキャビンカテゴリー「パレス」のスイートも42室新設。バトラーサービスを提供する「パレス」は富裕層向けの“洋上の隠れ家”とも表現され、すでに同じドリームクルーズの『ゲンティン ドリーム』や『ワールド ドリーム』で実績を積み、富裕層を中心とする利用客から高い評価を得られることを検証済み。また『エクスプローラー ドリーム』の乗員、スタッフの教育・研修にはドリームクルーズの幹部スタッフが派遣され、ドリームクルーズの品質レベルの統一をはかっている。

 その『エクスプローラー ドリーム』が今年4月にいよいよ就航する。デビュー航海として春夏シーズンは、上海・天津を母港に日本近海をクルーズしつつ南下。秋冬シーズン(南半球では春夏シーズン)にはオーストラリアのシドニーとニュージーランドのオークランドを母港とし、両港間のリロケーションクルーズを含めて23回におよぶ7泊8日クルーズを運航する。アジアの海域を離れたオセアニアでのクルーズは、アジアのクルーズ市場におけるより本格的なフライ&クルーズ市場の開拓にもつながる取り組みとなる。

(左から)ドリームクルーズ社長のサッチャー・ブラウン氏、ゲンティンクルーズラインのインターナショナルセールス担当上席副社長のマイケル・ゴー氏

 またドリームクルーズ社長のサッチャー・ブラウン氏は「旅行者の視点に立てば、国内線航空運賃が比較的高いオーストラリアで4か所、ニュージーランドで5カ所に寄港し周遊するクルーズは、より効率的でコストパフォーマンスの高い周遊旅行を楽しめるメリットが大きく、われわれのオセアニアクルーズの魅力を十分に理解してもらえるはずだ」と自信を示す。

 また広大なオーストラリア大陸周辺の見どころや、南北に縦長で北島と南島に分かれるニュージーランドの主要観光スポットを7泊8日クルーズの日程に収めるのには船足の速いクルーズ船が必要となるが、その点、時速50キロメートル近い(25.5ノット)最高速力がある『エクスプローラー ドリーム』は最適。例えばニュージーランドの北島と南島の見どころをクルーズする場合、2週間かかってもおかしくないが、7泊8日の日程に収められるのは『エクスプローラー ドリーム』ならではの強みといえる。

 加えて他の船では2日間から3日間の洋上移動が必要な距離を1日で移動できるため、出発した翌日または翌々日には次の寄港地に到着でき、効率的で間延びのしない航海を実現できる。7万5000トンクラスと巨大すぎないサイズも、寄港地の選択肢を広げるのに適している。こうした強みを最大限に生かしたクルーズコースが用意される。