ジャルパック、19年度上期海外旅行商品は「55周年」で各種企画

  • 2019年1月17日

55周年記念のロゴマーク  ジャルパックは1月17日、2019年度上期の海外旅行商品を発売した。ハワイ、グアム、カナダなど一部の方面については昨年12月に販売を開始しているが、残る米国やオーストラリア、ヨーロッパ、アジアなどへの商品についても販売を開始する。今年はジャルパックのブランド誕生55周年に当たることから「55」にちなんだ割引や特典、記念コースなどを提供。また「パッケージツアーならではのメリット」をさらに追求したという。

 「55」にちなんだ企画としては、タヒチ商品で「早決・120 55,000円割引」などを実施。また、タイ・シンガポール・香港商品で「毎月5の付く出発日に『交通ICカード』プレゼント」を予定する。そのほかヨーロッパ商品では「選べる」をコンセプトとする55周年記念の新コースを設定した。

 パッケージツアーについては添乗員付きコースを拡充。米国は6コースから13コースに、オーストラリア・ニュージーランドは2コースから4コースにそれぞれ増やした。ヨーロッパの添乗員付きコースでは観光内容を選択できるコース、旅程全体に適度な自由時間を設けるコースを新設。アジアでは混乗の観光付きコースを専用車・専任ガイドに変更できる追加プランなどを拡充した。

成田/シアトル線利用商品のパンフレット  日本航空(JL)の新路線に関しては、3月に開設する成田/シアトル線を利用してシアトルとポートランドの周遊コースなどを新設。また、昨年に業務提携に合意し、今冬ダイヤからコードシェアを開始したガルーダ・インドネシア航空(GA)の直行便を利用するバリ島商品も発売した。

 そのほか、今回からアジアなど一部の方面を除き、パンフレットは既存の「白パンフ」「JAL得」「夏・秋スペシャル」「春スペシャル」の4種を1冊に統合。ハワイは2ヶ月ごとにパンフレットを刷新し、販売時期に応じた価格での申し込みを可能にするという。なお、これまで方面別に公開していた取扱人数の目標については、今回から発表を控えている。