メルカリ、子会社の旅行アプリ早くも終了へ、来年1月まで

  • 2018年12月23日

トップページのキャプチャ  メルカリの100%子会社のソウゾウはこのほど、今秋に「Open β版」として提供を開始していた旅行関連アプリ「メルトリップ」のサービスを来年1月31日で終了すると発表した。理由については明らかにしておらず「短い期間ではありましたが、本アプリを支えていただいたすべてのお客様へ深く御礼申し上げるとともに、サービス終了に伴いご不便をおかけして申し訳ございません。これからもメルカリグループは新しい価値を生み出し皆様の生活に役立つサービスを提供してまいります」とのみコメントしている。

 メルカリは今年の7月に旅行事業への参入を発表。ソウゾウ取締役の掛川紗矢香氏は本誌のインタビューに対し、既存の3サービスの提供を中止して経営資源を集中し、「次のメルカリ級事業」を開発する方針を示していた。なお、事業撤退の可能性については「絶対にないとは言えない」と述べ、その場合はサービスの再編などにより部分的に事業を継続するなど、柔軟に検討するとしていた。