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阪急交通社、豪華バス新規導入、「日本一周の旅」へ

  • 2018年12月18日

 阪急交通社は来年4月、新型車両「クリスタルクルーザー『菫(すみれ)』」を導入する。「クリスタルハート」の専用バスで、座席数を限定したほか頭上の収納スペースを廃して眺望を良くするなど工夫。1月4日には専用商品となる「日本一周の旅(東日本編・西日本編)12日間」も販売を開始する計画だ。

 「菫」のコンセプトは「上質なくつろぎ空間」で、デザインは「TRAIN SUITE 四季島」なども担当したKEN OKUYAMA DESIGNに依頼した。座席は進行方向に向かって左手に2列、右手に1列の構成とし、1車両の定員は18席に限定。

 また、シートは最大129度までリクライニング可能としたほか、頭上の代わりに荷物をしまえる収納スペースやレッグレスト、コンセント、USB電源なども用意した。WiFi設備や、運転手の体調悪化などの緊急時に自動で停車するシステムも搭載している。

 「日本一周の旅」は東日本編、西日本編とも12日間で両エリアの各地を巡るもので、行程の一部はフェリーで移動。旅行代金はいずれも98万円で、1名1室の場合は20万円の追加料金で受け付ける。