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JTB、遠隔地体験ロボのスタートアップに出資、技術を観光に応用

  • 2018年12月3日

 JTBはこのほど、遠隔地にあるロボットを自分の分身のように操る「テレイグジスタンス技術」の開発を進める、東京都のTelexistenceへの出資を決定した。同技術の観光関連サービスへの応用を模索する。両社はすでに業務提携関係にあり、今年9月には小笠原諸島と東京湾の竹芝を同技術で結び、竹芝において小笠原の魅力を疑似体験する「小笠原村の観光資源の遠隔体験イベント」を実施している。

 両社は今後、遠隔体験などの「観光体験サービス」、遠隔就労などの「就労機会創出支援関連サービス」、移住促進などの「生活支援関連サービス」の分野で共同開発を進めるとしている。JTBは現在、大規模スタートアップ支援プログラム「JTBアクセラレーター」などにより、外部企業との協力関係を強化しているところ(下記関連記事)。