シルクエアー、SQとの統合に向け一部路線をスクートに
シンガポール航空(SQ)はこのほど、来年4月から2020年下期にかけて、子会社であるシルクエアー(MI)の複数路線を、同じく子会社のスクート(TR)に引き継ぐと発表した。20年以降に予定しているSQとのMIの経営統合に向けたもので、関係当局の認可取得が前提。日本路線は対象となっていない。
MIはシンガポールからのラオス2路線、インド3路線、中国4路線、タイ1路線、マレーシア1路線、インドネシア7路線をTRに順次移管。そのほか、運航中のマンダレー線を来年3月に終了して季節便化し、11月から1月まで運航するという。
一方、TRはインド2路線をSQに、中国1路線とインド1路線をMIに移管する。いずれも予約済の利用者に対しては、新たな便への変更や払い戻しに応じる。