出国者数、10月は今年初の2桁増、累計1565万人
日本政府観光局(JNTO)によると、2018年10月の日本人出国者数(推計値)は前年比12.8%増の164万6200人となった。今年に入ってからは1月と4月がともに9.9%増を記録しているが、2桁増は初めて。増加は3月以来8ヶ月連続となる。11月21日に定例記者会見を開催した観光庁長官の田端浩氏によれば、昨年は10月にあった韓国の旧盆休暇や台湾の中秋節休暇が今年は9月に移動したため、日本市場に航空座席が多く供給された可能性などが考えられるという。
1月からの累計は5.2%増の1565万1100人。なお、通年の出国者数の過去最高記録である12年の1849万638人を超えるためには、残りの2ヶ月で283万9538人、1ヶ月あたり141万9769人が必要となる。昨年は11月が154万6985人、12月が146万9039人。