ペルー / クスコ州チュンビビルカス郡・コルケマルカにて発出中の「非常事態宣言」延長に(~11/28)
現在、クスコ州チュンビビルカス郡・コルケマルカにて発出中の非常事態宣言が、2018年11月28日まで延長されることとなりました。
本年9月30日以降、同地では市民による抗議活動が行われておりますが、今回の非常事態宣言は、鉱山問題を巡る治安対策のため、また交通に支障がでないよう支援を目的としたものであることから、現時点では当地は平常です。
当該地域へに現在ご滞在中、また訪問予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。
なお、今回、非常事態宣言が発出されているコルケマルカは、世界遺産・マチュピチュ遺跡とは300km以上離れているため、マチュピチュや聖なる谷ウルバンバ、クスコの観光に全く影響はありません。
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また、在ペルー日本国大使館より注意喚起が発出されておりますので、あわせてご案内いたします。
1. ペルー政府は、10月25日付官報にて、鉱山問題を巡る治安対策のため、9月30日以降、クスコ州チュンビビルカス郡コルケマルカ町の国道PE-3SY線の130キロ地点から160キロ地点までの間及び同国道から500mの範囲に発出している非常事態宣言を、11月28日まで延長する大統領令を発出しました。(同国道は、基本的に鉱山関係車両の往来に使用されており、観光バスや都市間を結ぶ長距離バスの運行はありません。また、同地域ではこれまでも鉱山企業に不満を持つ住民により道路閉鎖等の抗議活動が行われており、以前から社会問題となっています。)
2. 同宣言の発出により、当該地域では同期間中、人身の自由、住居不可侵、集会及び通行の自由といった憲法で保障された権利の一部が制限されます。
3. つきましては、同地域は通常の観光ルートからは離れていますが、渡航・滞在を予定される方、及び既に滞在中の方は、報道等により、最新の情報の入手に努めるとともに、抗議デモや集会等、人が集まっている場所等を見かけた場合は決して近づかず、不測の事態に巻き込まれることがないよう、その場から速やかに離れるようにしてください。
併せて抗議活動が発生し暴徒化した場合の標的になる可能性のある政府機関や警察関連施設等の近辺には必要のない限り近づかないなど適切な安全対策を講じてください。
【問い合わせ先】
* 在ペルー日本国大使館 領事部
住所: Av. Javier Prado Oeste No.757, Piso 16,Magdalena del Mar, Lima
電話:(+51-1) 219-9551
Fax :(+51-1) 219-9544
Eメール: consjapon@li.mofa.go.jp → メール送信の際は、同アドレスを全て半角にし、送信ください。
URL : http://www.pe.emb-japan.go.jp/inicio_jp.html
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会