シンガポール航空、旅行業界向けにNDCプログラム、API接続を支援
シンガポール航空(SQ)はこのほど、同社のデジタルプラットフォーム上の情報や機能を利用できる旅行業界向けプログラム「クリスコネクト」を発表した。国際航空運送協会(IATA)が進める「NDC(New Distribution Capability)」向けのAPIなどの技術を旅行会社や旅行関連企業などに提供するもの。
同社によると、すでにスカイスキャナーとクリスコネクトを活用してNDCでAPI接続しているところ。クリスコネクトにはこのほかにも世界70ヶ国に及ぶ業務渡航系旅行会社のネットワークであるCorporate Travel Management(CTM)やシートリップといった旅行会社、アマデウスやセーバー、トラベルポートなどのGDS、グーグル、カヤック、トラベルフュージョンなどが参加しており、今後順次サービスを展開していく予定。日本でも旅行会社や旅行関連業者などにプログラムへの参加を呼びかけるという。
なお、クリスコネクトの開始にあわせて、SQではAPI接続の方法について詳細情報を提供する、開発者向けのポータルサイトを開設。SQとNDCでAPI接続するためには、ポータルサイトでアカウントを作成する必要がある。
▽開発者向けポータルサイト(英語のみ)
https://developer.singaporeair.com/