瀬戸内の新ルート、日本旅行が大賞

 せとうちDMOは、インバウンド誘客に向けて旅行会社から瀬戸内エリアの周遊ルートを募る「せとうちモデルルートコンテスト」の大賞に、日本旅行の「Japan Inland Sea“Setouchi”」を選んだ。

 コンテストは主に欧米豪からの富裕層などの観光誘客を目的に、国内の旅行会社などから瀬戸内エリアを周遊する旅行ルートを公募。7月末―8月に募集し、10社20件の応募があった。欧米市場のニーズも踏まえて審査を行い、大賞を決定。応募作すべてが瀬戸内の魅力を伝える良質な提案だったことから応募全ルートを入選とした。

 大賞に選ばれた日本旅行のルートは、JR西日本のレールパスを使って瀬戸内の島々やアート、歴史、自然、食など瀬戸内の魅力を4泊5日でめぐるもの。「瀬戸内を象徴する観光地を巡り、旅館や様々な移動手段を経験できる」といった商品としてのまとまりの良さなどが評価された。

 大賞にはDMOが開く海外旅行社との商談会でプレゼンテーションの機会が与えられるなど、海外へ発信される。


情報提供:トラベルニュース社