デルタ航空、アトランタ空港で「顔パス」可能に、生体認証導入
デルタ航空(DL)は年内に、米国税関国境警備局(CBP)とアトランタ空港、米国運輸保安局(TSA)との協力のもと、米国初という生体認証技術を活用した空港ターミナルの運用を開始する計画だ。顔認証技術を導入するもので、旅客はチェックインや搭乗の際に顔認証のオプションを利用できるようになる。
顔認証技術を導入するのは、出発ロビーのセルフチェックインキオスク、預入手荷物カウンター、手荷物保安検査場、Fコンコースの搭乗ゲート、Fコンコースの国際線到着便の入国審査。セルフチェックインキオスクではスクリーン上に表示される「Look」の文字をタップする、チェックインカウンターや搭乗ゲートでは設置されたカメラに目を向けることで利用可能。
この顔認証のオプションは、DLが提携するアエロメヒコ航空(AM)やエールフランス航空/KLMオランダ航空(AF/KL)、ヴァージン・アトランティック航空(VS)の、アトランタ空港国際線ターミナル発着の国際線を利用する際にも利用できる。
なお、顔認証をせずに従来通りの手続きを選ぶことも可能だ。