東武トップ、7月の取扱額が1割減、海外が苦戦
東武トップツアーズの2018年7月の旅行取扱額は、前年比12.8%減の105億2585万円であった。訪日旅行が4.0%増の4億8248万円と気を吐いたものの、海外旅行が25.5%減の22億6110万円と前年を大きく割り込んだほか、国内旅行も8.5%減の76億4579万円となり、さらにその他も39.3%減の1億3648万円となった。
海外旅行の内訳は、団体旅行のうち一般団体が大型案件を受注した前年からの反動で52.6%減と半減し、教育旅行は9.8%増となったものの団体合計で42.6%減に留まった。また、企画商品は自社企画が20.9%増と伸長したものの他社企画が18.0%減となり、企画商品全体では11.2%減。その他の個人旅行は19.5%増となった。
海外旅行の取扱人数は11.1%減。団体旅行は31.5%減であったが、香港は189.6%増、韓国は125.0%増、大洋州は45.9%増、その他アジアは37.6%増となるなど好調であった。また、企画商品は全体が13.0%減となるなか、方面別では大洋州が105.6%増、韓国が76.3%増、台湾が16.5%増などとなった。