アクセス、つながるセミナー開催、旅行会社の業務効率化を提案

  • 2018年9月16日

アクセス国際ネットワーク代表取締役社長の添川氏 アクセス国際ネットワークは9月13日、旅行会社を招き「つながるセミナー」を開催した。「つながる」をテーマにアクセスから業務効率化のセミナーを、そしてその後に旅行会社と航空会社、システムベンダーとをつなぐ商談会を実施した。アクセスが旅行会社、航空会社、システムベンダーが一同に介したイベントを開催するのはこれが初めてという。

 開会の挨拶で代表取締役社長の添川清司氏は「旅行会社の皆さまの業務効率化になる提案と、私どもが日ごろ取り組んでいることをお伝えし、より強いつながりをもっていきたい」とコメントした。

 セミナーではプロダクト企画部部長の栗原雅美氏から、旅行者の旅の選択が複雑化している中でアクセスがどのようなソリューションを提供できるかを説明。アクセスの中核プロダクトであるAXESS CREA Advanceは有償座席や追加手荷物が販売できるアンシラリーサービスや、運賃規則などがグラフィカルに表示されるリッチコンテンツが49社に対応していることを紹介。

商談会ではアクセスの業務効率化プロダクトのデモも 特に日本航空(JL)とガルーダ・インドネシア航空(GA)は日本語対応していることをアピールした。また、アクセスのホストシステムであるトラベルポート社と一緒にNDCに取り組んでおり、「2019年には現在ご提供しているワークフローを変更することなく、NDCコンテンツを提供する」と強調した。

 また、営業部販売第一グループグループ長の今西光孝氏からは、業務シーン別で効率化できるプロダクトを紹介。例えば「AXESS Easy Reprice」は旅程変更の際の運賃差額とTAXが、3クリックで計算できるというもの。現在はJLなど4社のみの対応だが今年度中に20社に拡大する予定だという。

 サポートデスクや操作トレーニング、産学連携事業など様々な「つながる」を紹介した業務推進部部長の山内光氏は「弊社のサポートデスクは幅広い知識と経験をもっており、配属2年目以上は全員AXESS検定国際1級保持している」として、的確で迅速な問題解決を支援することを約束した。

※訂正案内(編集部 2018年9月18日13時30分)
訂正箇所:第5段落
今西氏のお名前の表記に間違いがありました。お詫びするとともに訂正いたします