阪急交通社グ、7月取扱高は6.9%増、海外が2桁増

  • 2018年9月12日

 阪急交通社グループによると、阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナルの3社の2018年7月の旅行取扱高の合計は、前年比6.9%増の289億2731万円となった。内訳は海外旅行が12.2%増の193億7757万円、国内旅行が2.5%減の94億1625万円、外国人旅行が1.7%減の1億3349万円。

 主力の阪急交通社は、海外が10.7%増の156億5026万円、国内旅行が2.7%減の92億549万円、外国人旅行が14.4%減の1億864万円、合計が5.2%増の249億6439万円。海外はアジアに加えて米国やオーストラリアなどが好調だった。国内は東北などが増加したものの、中国・四国が西日本豪雨の影響を受けて減少。外国人もアジアの取扱減で2桁減となった。

 阪急阪神ビジネストラベルは、海外旅行が19.4%増の38億2112万円、国内旅行が8.8%増の3億4703万円、外国人旅行が320.5%増の2485万円、合計は19.0%増の41億9300万円。海外はインドなどアジアが好調。国内は企業の周年事業を取り込んだ。

 阪神トラベル・インターナショナルは、海外旅行が4.0%減の2億5315万円、国内旅行が26.7%増の666万円、合計が3.4%減の2億5980万円。外国人旅行は取り扱っていない。