Ctrip、北海道などと連携協定、共同で訪日FIT取り込み
中国最大のOTAであるCtrip.com Internationalは9月3日、北海道および北海道観光振興機構と、訪日外国人旅行者の誘客促進などに関する連携協定を締結した。同社によれば、北海道が海外の企業と連携協定を締結したのは今回が初めて。道庁本庁舎での締結式には北海道知事の高橋はるみ氏、北海道観光振興機構会長の堰八義博氏、Ctrip高級副総裁の孙波(スン・ボウ)氏が出席した。
北海道は2020年度の目標として訪日外客500万人の来道を掲げており、近年増加傾向にあるFITの取り込みに向けてCtripと協力することで達成をめざす考え。今回締結した協定では、中国市場での共同プロモーションや招聘事業、Ctripが道内に設置する予定の観光案内所での情報発信やイベント開催、共同でのマーケティングやリサーチ、道内宿泊施設への誘客を促進するためのセミナー開催などを実施するという。