15年ぶりに大阪に拠点 栃木県、観光誘致へ事務所開設
栃木県大阪センター(井上彰センター長)が7月30日に開所した。2003年度末まで設置していた栃木県大阪事務所以来、15年ぶりに大阪に拠点を復活させた。福田富一知事が出席し同日、開所式が行われた。
福田知事は「今年春に実施した栃木デスティネーションキャンペーンで、関西の旅行会社に栃木県を評価いただき『ほな、行こか』と大阪に事務所を開設しようと決断した」。
そして「栃木県は西日本での知名度、認知度が低い。いいもの、いいこと、うまいものを売り込む拠点として栃木ブランドを西日本に定着させたい。企業誘致や観光誘致を機動的に進め、プレゼンス力を高めて他県に打ち勝つ」と意気込んだ。
開所式では、県特産の益子焼の陶板をあしらった看板の除幕式を行い、招待した県人会や旅行業関係者らにセンターの開設を宣言した。
栃木県大阪センターは大阪市北区堂山町3―3日本生命梅田ビル2階。3人の職員が常駐する。
情報提供:トラベルニュース社